パドルシフトとDSGの組合わせは最強!
2005年6月から販売された「ゴルフGTI」のDSG車に、06年モデルから待望のパドルシフトが装備されるようになり、より走りの楽しさを増しています。
ブレーキをかけながら、左のパドルシフトを引けば即座にエンジン回転をあわせて瞬時にシフトダウンを行なってくれます。
ちょっとしたエンジンブレーキが必要なときにも便利ですし、コーナリングでGがかかっているときや、ブレーキングに集中しているときは両手でステアリングを握ったままギヤチェンジをできるので非常にラクですね。
さらに、DSGは登り坂道停止時に後退してしまっていましたが、06年モデルからはヒルホルダー機構も標準装備されるようになり解消されています。
ヒルホルダー機構は登り坂をセンサーが検知すると3秒間ブレーキを保持して、後退を防いでくれて、そして発進すると自動的に解除される仕組みです。
ただしブレーキが保持されるのは3秒間で、下り坂は作動しないので、完全にATの感覚で扱うことはできない点が注意が必要です。
今までのゴルフGTIも十分に良かったのですが、パドルシフトが付いたことで、更に魅力が増したと思います。ゴルフGTIを買うなら、絶対にDSG付きがオススメですね。